隙っ歯(すきっぱ)
歯と歯の間に隙間が生じている状態が隙っ歯(すきっぱ)です。専門用語では、『空隙歯列=くうげきしれつ:spaced dental arch』と呼びます。
隙っ歯(すきっぱ)というだけで、なんか顔の印象が、『お笑い系』になりますよね。
虫歯もできやすくなるし、息が抜けやすくなるので、言葉の発音も聞き取りにくくなりますね。
すきっぱには、【正中離開】と【矮小歯】の、2種類があります。
どちらも、インビザラインによる、マウスピース矯正での治療が出来ます。
インビザラインによる隙っ歯(すきっぱ)の矯正
インビザラインによる治療の場合、自分の歯を動かして、歯並びを整えるのですがやはり、時間がかかります。1~2年は覚悟しましょう。
また、歯と歯の隙間が、5mmを超えるようなら、インビザラインよりも、セラミック・ラミネートベニア法や差し歯(オールセラミッククラウン)の方が、効率的でしょう。
インビザラインによる、歯列矯正をするなら、歯の隙間だけでなく、歯並び(出っ歯、捻転歯など)や歯の形(巨大歯)にも、同時に、問題がある場合がお薦めです。
例えば、こんな時です。
インビザライン歯列矯正の画像写真:過蓋咬合+空隙歯列
正中離開
最も多いのが、上の前歯の中心に2ミリ程度の隙間があるケースです。 | |
矮小歯
歯の形が小さく、円錐型や栓状型に変化してしまった、歯の形態異常から起こる隙間の事です。 | ![]() |
隙っ歯(すきっぱ)の原因
すきっ歯の原因は、- 歯が小さいく顎が大きい等、歯と顎のサイズに不調和があって、隙間(すきま)が出来る
- 歯の数が少なくて、隙間(すきま)が出来る
- 舌で前歯を押すことが原因で、隙間(すきま)が出来る
- 歯の形が小さく、円錐型や栓状型に変化して、隙間(すきま)が出来る
むしろ、歯と歯の間に、隙間があることで、乳歯よりも大きい永久歯が生えてきたときに、永久歯がきれいに並びますが
隙間が全くないと、永久歯が生えてきたときにスペースが足りなくなり、叢生(ガタガタの歯並び)になってしまうことがあります。
歯の間の隙間のみのケースの殆どは、ラミネートベニア法によって、短期間で治せます。